先人たちの言い伝え・土地選びと旧字名

by on 2017年8月24日

PR| ゆとりのある3階建て住宅青梅市のモデルハウス見学会大分でモデルハウス見学に行くなら高崎市のコンセント増設の修理業者事業開発とブランディングブランディングの成功事例から学ぶ

宇都宮市にZEHを建てたいと思い土地探しを始めたのですが、 土地を購入する際、ビッグデータ検察ツールなどを利用してチェックするなどポイントはたくさんありますが、今回はあまり注目されない「旧字名(きゅうあざめい)」について、紹介したいと思います。

現在、住所は〇〇県◎◎市△△1‐2‐3等のように表示されていますが、この△△部分を字(あざ、又は大字)と呼びます。

この字はかつて各地域が独立した村や集落だった頃の名残で、時代と共に変わる事もあります。
特にそこが「あまりよくない」「曰く付き」の土地であったりすると、地価にも影響するので、字名を変えてしまう事が多いものです。

旧字名とは、そうして変えられる前の字名で、役所などで調べる事が出来ます。
先年広島県で発生した大規模な土砂災害も、予てよりそこが危険な土地であることを示すため、あえて禍禍しい字名がつけられていましたが、土地が売れるように、と美しい字名に変えてしまった事が、悲劇の発端となりました。

このように、字名には必ず「何故その名前がつけられたか」という由来があり、そこには土地の持つ属性が明確に示されている事が多いものです。
こうした先人たちの言い伝えを、土地選びの知恵として活かして頂けましたら幸いです。

友人がある田舎町で土地を不動産業者から紹介されて、そこで家を建てることになったのですが、最初見たときに明らかに不便なところで街に出るまで車で20分はあるし、高台で見晴らしはいいものの、すぐ裏が山なので蚊や虫が入ってくるのではないか、また豪雨になると土砂崩れという心配もないわけではないという気持ちさえしました。

いくら安いからといっても、ここに住むのはどうかなと思ったのですが、彼が家族で話し合った決定であり、ひっそりと暮らしたいという意向もあったということなのですが、実際建築が始まっていくと、完成寸前でお互いの言い分が変わってきて、工事がストップし、もめることになりました。

そしてその家は雨が降るとその雨の排水の通路のようになっていて、庭が雨でびだびだになることもわかり、やはり問題が起きたと思いました。その不動産も工務店も、そして土地そのものも良いところではなく、もう少し賢い選択ができなかったのだろうかと思ってしまいました。